お菓子のトロフィーの作り方は?チョコでかわいくデコるコツと材料

子供の誕生日会やスポーツ大会の打ち上げなどで、主役をあっと驚かせたいときにぴったりなのが「お菓子トロフィー」です。市販のお菓子を組み合わせるだけで、食べるのがもったいないほど豪華な記念品が作れます。大切なのは、崩れない土台作りと華やかな飾り付けです。

目次

お菓子のトロフィーの作り方は「土台」と「接着」で見た目が決まる

お菓子のトロフィー作りで最も重要なのは、最後まで形を保てる「安定感」です。お菓子は意外と重みがあるため、土台がしっかりしていないと、渡す瞬間に崩れてしまうことがあります。まずは基本的な形を決めて、重力に負けない構造を意識することから始めましょう。

トロフィーの形は「カップ型」か「メダル型」が作りやすい

初めてお菓子トロフィーを作るなら、伝統的な「カップ型」か、可愛らしい「メダル型」のどちらかを目指すのがおすすめです。カップ型は、台座の上に細長い柱を立て、その上に大きな器のようなお菓子を乗せるスタイルです。見た目のインパクトが強く、いかにも「優勝者」という雰囲気が出せます。

一方で、丸いクッキーやチョコレートにリボンをつけたメダル型は、大人数に配る際や持ち運びを優先したいときに適しています。カップ型を作る場合は、重心が上に来すぎないよう、下のパーツを重く大きく、上のパーツを比較的軽いものにするのがバランスを保つコツです。

土台はクッキー・チョコ・マシュマロで安定させる

トロフィーの土台(一番下の部分)には、平らで強度の高いお菓子を選んでください。例えば、厚焼きのクッキーや、板チョコを数枚重ねて固めたものが理想的です。マシュマロは軽くて扱いやすいですが、柔らかいため重いものを乗せると潰れてしまいます。

マシュマロを使いたい場合は、中に棒を通したり、周囲を硬いチョコレートでコーティングして補強したりする工夫が必要です。ウエハースを井桁(いげた)のように組んでタワー状にするのも、軽量ながらしっかりとした土台になるので、デザインに合わせて食材を選び分けてみてください。

接着は溶かしチョコが一番ズレにくい

お菓子同士をくっつける「接着剤」の役割には、溶かしたチョコレートが最適です。チョコは冷えるとカチカチに固まるため、アイシングやジャムよりも格段に強度が上がります。ミルクチョコやホワイトチョコなど、接着するお菓子の色に合わせて使い分けると仕上がりが綺麗です。

接着する際は、チョコを塗ってからすぐに手を離さず、数十秒ほど固定したまま待つのがポイントです。少し冷蔵庫に入れて仮止めしながら進めると、複雑な形でもズレることなく組み立てられます。市販のチョコペンも便利ですが、広い面をくっつけるときはボウルで溶かしたチョコをスプーンで塗る方がしっかり固定できます。

仕上げは金色の飾りで一気にそれっぽくなる

形が完成したら、最後は「トロフィーらしさ」を演出する色使いにこだわりましょう。トロフィーといえば「金」や「銀」ですが、これを食べられる素材で再現することで一気にクオリティが上がります。黄色のチョコペンや、金箔風のシュガーを散らすだけで、高級感のある見た目に変わります。

また、トロフィーの横にリボンを巻いたり、台座の部分にチョコペンで「NO.1」や名前を書き込んだりするのも、特別感を出す素晴らしいアイデアです。お菓子そのものの形を活かしつつ、色や文字の装飾を足すことで、世界に一つだけのオリジナルギフトが完成します。

お菓子トロフィー作りに便利な材料・道具おすすめ

効率よく、かつ美しく仕上げるために、製菓材料店や100円ショップで手に入る便利なアイテムを活用しましょう。

カテゴリおすすめの材料・道具用途・特徴公式サイト等
デコレーションサクラクレパス チョコペンカラーバリエーションが豊富で、文字書きや接着に便利です。サクラクレパス
彩り・輝き箔一 食用金箔スプレー吹きかけるだけでお菓子が黄金に輝き、トロフィー感が一気に増します。箔一
成形シリコンモールド (各社)チョコを流して好きな形を量産できる、組み立ての強い味方です。貝印
土台・素材ブルボン チョコダイジェスティブビスケット裏面がチョコなので接着しやすく、土台としての安定感も抜群です。ブルボン

チョコペン/デコペン/コーティングチョコ

細かい部分の接着や名前入れにはチョコペンが欠かせません。速乾性のタイプを選べば、作業がスムーズに進みます。また、全体を均一な色にしたいときは、湯せんで溶かして使うコーティング専用のチョコレートがあると、ツヤのある美しい仕上がりになります。

シリコンモールド/抜き型/製氷トレー

トロフィーの持ち手部分や、飾りのお星様などを作るには、型を利用するのが一番です。100円ショップの製氷トレーでも代用できますが、シリコン製なら固まった後に取り出しやすく、複雑な形も綺麗に再現できます。アルファベットの型があれば、メッセージを乗せるのも簡単です。

食用金箔風スプレー/食用ラメ/金粉パウダー

トロフィーの輝きを演出する魔法のアイテムです。スプレータイプは広範囲をムラなく金色にできるため、板チョコやクッキーで作ったパーツを本物の金メダルのように変身させられます。ラメやパウダーは、ポイント使いすることでキラキラとした華やかさを足してくれます。

アラザン/カラーシュガー/チョコスプレー

宝石のような輝きを足したいときは、アラザンが重宝します。銀色の粒を縁取りに並べるだけで、デザインが引き締まります。お子様と一緒に作るなら、カラフルなシュガーやスプレーを散らして、ポップで楽しいトロフィーにするのも素敵です。

ビスケット/ウエハース/チョコクランチ

これらは建築でいう「建材」です。四角いウエハースは柱に、丸いビスケットは台座やメダルに、チョコクランチはゴツゴツとした岩場のような台座に最適です。市販のお菓子の形をパズルのように組み合わせて、理想のフォルムを作り上げましょう。

アイシングカラー/食用色素/カラーチョコ

ホワイトチョコに食用色素を混ぜることで、好きな色のパーツが作れます。チームカラーがある場合は、その色を取り入れるとより一層喜ばれます。アイシングカラーは発色が良いため、ごく少量で鮮やかな色付けが可能です。

ロリポップスティック/竹串/紙ストロー

トロフィーを縦に高く積む際、中心に一本芯を通すと強度が格段に上がります。スティックを土台に刺し、そこにお菓子を通していく「串刺し構造」にすれば、持ち運んでも倒れにくい頑丈なトロフィーになります。紙ストローなら色も選べて可愛いです。

ミニカップ/ラッピング袋/リボン

完成したトロフィーを飾る台にミニカップを使ったり、最後は透明なラッピング袋に入れて大きなリボンを結びましょう。袋に入れることで、ホコリを防ぐだけでなく、万が一パーツが外れても袋の中で止まるため、渡すまでの安心感につながります。

かわいく固めて形を作る!お菓子トロフィーの手順

それでは、具体的な作り方の流れを見ていきましょう。焦らず一段ずつ積み上げていくのが、綺麗に仕上げるコツです。

チョコを溶かして型に流し込む

まずはメインとなるパーツ作りです。チョコレートをボウルに入れ、50度程度の湯せんでゆっくり溶かします。型に流し込む際は、トントンと軽く叩いて空気を抜くと、表面が滑らかになります。複数のパーツを組み合わせる場合は、この段階で全ての部品を揃えておきましょう。

冷やしてしっかり固めるコツ

流し込んだチョコは、冷蔵庫で最低でも1時間以上は冷やし固めてください。表面が固まって見えても、中心が柔らかいと型から出す時に割れてしまいます。急いでいるからと冷凍庫に入れると、温度差でチョコが結露し、表面が白くなる「ブルーム現象」の原因になるため、冷蔵庫でじっくり待つのが正解です。

パーツを重ねてトロフィー形に組む

パーツが全て固まったら、いよいよ組み立てです。接着面に溶かしたチョコを少量塗り、下のパーツから順番に乗せていきます。高いトロフィーを作る場合は、一度に全部積もうとせず、一段積むごとに冷蔵庫で5分ほど冷やして固定させながら進めると、傾くのを防げます。

仕上げのデコを最後に足す

形がしっかり固定されたら、最終仕上げです。金粉を振ったり、チョコペンで名前を書いたりしましょう。接着用のチョコがはみ出してしまった部分を隠すようにアラザンを置くと、修正しながら可愛くデコレーションできます。全体をチェックして、どこから見ても豪華に見えれば完成です。

失敗しやすいポイントとおいしく直すリメイク案

お菓子作りには失敗がつきものですが、リカバリーの方法を知っていれば大丈夫です。

チョコが白くなったときの原因と対処

チョコが白く粉を吹いたようになるのは、温度変化による油分の分離(ファットブルーム)です。見た目は少し落ちますが、食べても害はありません。もし見た目を直したいなら、上からカラーチョコペンでデコレーションして隠すか、食用ラメを振って輝きでカバーしてしまいましょう。

くっつかないときは温め直して再接着

お菓子が冷たすぎると、接着用のチョコが乗せた瞬間に固まってしまい、上手くくっつかないことがあります。その場合は、接着面をドライヤーの弱風でほんの少しだけ温めてからチョコを塗るか、チョコを塗り直して再度長めに押さえてみてください。

形が崩れたらカップデザートに変える

もし組み立て中にバリンと割れてしまっても、諦める必要はありません。大きめの透明カップを用意し、割れたお菓子を層のように重ねて「トロフィー・パフェ」にリメイクしましょう。上にホイップクリームを絞って、残った飾りを散らせば、立派な記念デザートに生まれ変わります。

持ち運びは溶け対策を優先する

せっかく作ったトロフィーも、暑い場所では溶けてしまいます。プレゼントするまでの間は保冷剤と一緒に保冷バッグに入れておきましょう。特に夏場や暖房の効いた室内では、お菓子トロフィーは「生もの」として扱うのが安心です。

お菓子トロフィーは「固め方」と「飾り方」で満足度が上がる

お菓子で作るトロフィーは、贈る側の愛情と工夫が詰まった最高のお祝いアイテムです。

  • 土台には硬いビスケットやチョコを使い、溶かしチョコで強固に接着する。
  • 金色のスプレーやアラザンを使い、豪華な「優勝感」を演出する。
  • 万が一崩れても、カップデザートなどに楽しくリメイクする。

基本的なポイントさえ押さえれば、身近なお菓子が素晴らしいトロフィーに変身します。受け取る人の笑顔を想像しながら、自由な発想でデコレーションを楽しんでみてください。手作りならではの温かみがあるトロフィーは、きっと一生の思い出に残るはずです。“`

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

食材の背景や栄養、行事と食事の関係、食べ方のマナーなど知れば知るほど、食はもっと楽しく、奥深く感じられるもの。このブログでは、料理の基本や豆知識、レシピに加えて、季節の食文化や健康の話題まで幅広く紹介しています。毎日のごはんが、ちょっと特別に感じられるような“知る楽しさ”をお届けしています。

目次