オリーブオイルのポテトチップスは体に悪い?上手な食べ方とおすすめを紹介!

健康を意識する方の間で注目されているオリーブオイルのポテトチップス。一般的な商品よりもヘルシーなイメージがありますが、実際にはどのような栄養バランスなのでしょうか。オリーブオイルだからと安心しすぎず、上手におやつを楽しむためのポイントを詳しく解説します。

目次

オリーブオイルのポテトチップスは体に悪い?気になる点はここに集まる

オリーブオイルは体に良い油として知られていますが、ポテトチップスという形になったとき、そのメリットと注意すべき点のバランスが重要になります。

オリーブオイルでも食べ過ぎると脂質が増えやすい

オリーブオイルには一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が豊富に含まれており、酸化しにくいという優れた特徴があります。しかし、どれだけ質の良い油であっても、油は1gあたり9kcalのエネルギーを持つ高カロリーな脂質であることに変わりはありません。

「オリーブオイルだからヘルシー」という安心感から、ついつい一袋を完食してしまうと、結果として大量の脂質を摂取することになります。脂質の過剰摂取は、体脂肪の増加や中性脂肪の値に影響を与える可能性があるため、油の種類に関わらず摂取量を意識することが大切です。

また、オリーブオイルの風味を活かすために、通常のポテトチップスよりも厚切りにされていたり、油の吸収量が多くなっていたりする商品も見受けられます。良質な油のメリットを享受するためには、適切な量に留めるという前提が不可欠です。

塩分とカロリーは通常のポテチと大差ないことがある

パッケージの「オリーブオイル使用」という文字を見ると、カロリー自体が低いような錯覚に陥ることがありますが、成分表示を比較すると通常のポテトチップスと大きな差がないことが一般的です。ジャガイモを揚げている以上、炭水化物と脂質の組み合わせによるエネルギー量は高くなります。

塩分についても同様のことがいえます。オリーブオイルのフルーティーな香りを引き立てるために、こだわりの岩塩などが使われていることが多いですが、塩分量そのものが劇的にカットされているわけではありません。

むしろ、塩味がマイルドな分、物足りなさを感じて食べる量が増えてしまうと、トータルの塩分摂取量は通常の商品より多くなるリスクもあります。購入時にはパッケージ裏の栄養成分表示を確認し、自分が一度にどれだけのエネルギーと塩分を摂るのかを把握する習慣をつけましょう。

揚げ菓子なので「毎日のおやつ」だと偏りやすい

ポテトチップスは、ジャガイモを高温の油で揚げた加工食品です。オリーブオイルが熱に強いとはいえ、揚げ物中心の食生活は栄養バランスの偏りを招きやすくなります。特に、毎日のおやつとして常食してしまうと、ビタミンやミネラル、食物繊維といった体に必要な栄養素が不足しがちです。

また、揚げ物を頻繁に摂取することは、体内の炎症反応や消化器官への負担に繋がることも考えられます。おやつは本来、食事で足りない栄養を補うためのものですが、ポテトチップスはあくまで「嗜好品」としての位置づけが適切です。

「体に良い油を使っているから」という理由で毎日の習慣にするのではなく、たまに楽しむ贅沢品として扱うことで、健康への影響を最小限に抑えつつ、その美味しさを存分に味わうことができます。

量と頻度を決めると罪悪感が減りやすい

好きなものを完全に我慢することはストレスになり、かえって過食を招く原因になります。オリーブオイルのポテトチップスを楽しむ際は、あらかじめ自分の中で「食べる量」と「頻度」のルールを決めておくのが効果的です。

例えば、「週に1回だけ」「一度に食べるのは20gまで」といった具体的な制限を設けることで、ダラダラと食べ続けることを防げます。ルールを守って食べているという自覚は、食べた後の後悔や罪悪感を軽減し、精神的な満足度を高めてくれます。

おやつは心を満たすための大切な時間です。健康への影響を考慮した上で、自分でコントロールしながら楽しむ術を身につけることが、長く美味しくポテトチップスと付き合っていくための秘訣です。

スーパーで見つけやすいオリーブオイル系ポテチおすすめまとめ

最近はスーパーや輸入食品店で、こだわりのオリーブオイルチップスを手軽に購入できるようになりました。人気の高い商品をピックアップしてご紹介します。

王道の食べ比べ:トーレス/カルビー系オリーブオイルチップス/輸入オリーブオイルチップス

素材の良さをストレートに感じられる王道の商品です。各メーカーの製法の違いを楽しめます。

商品名特徴公式サイトURL
トーレス 100%オリーブオイルスペイン産。最高級オリーブオイルの香りが際立つ逸品。トーレス(輸入元:三菱食品)
カルビー 堅あげポテト 匠の旨み釜揚げ製法でオリーブオイルを配合。噛むほどに旨みが広がります。カルビー公式サイト
サンニカス ポテトチップス地中海の恵み。オリーブオイルのフルーティーさが特徴。サンニカス(販売店例:成城石井)

塩味で選ぶ:ロックソルト系/オリーブソルト系/シンプル塩味

油の質が良いからこそ、シンプルな塩味が際立ちます。塩の種類によって後味のキレが変わります。

  • ロックソルト系: 粒の大きな岩塩が、ジャガイモの甘みを引き立てます。
  • シンプル塩味: 原材料が「ジャガイモ・オリーブオイル・食塩」のみの、極めてピュアなタイプです。

香りで選ぶ:ガーリック系/ブラックペッパー系/ハーブ系

オリーブオイルと相性の良い香辛料を合わせた、おつまみにも最適なラインナップです。

  • ブラックペッパー: オイルのまろやかさとスパイスの刺激が絶妙にマッチします。
  • ハーブ&ソルト: ローズマリーなどの香りが、まるでイタリアンを食べているような感覚にさせてくれます。

こだわり派にも:有機ポテトチップス/エクストラバージン使用/原材料シンプル系

より健康や素材にこだわる方におすすめの、高品質なシリーズです。

商品名特徴公式サイトURL
ルークス オーガニックチップス有機ジャガイモと有機オイルを使用。化学調味料不使用。ルークス(輸入元)
輝きのオリーブポテトエクストラバージンオリーブオイル100%で揚げた贅沢品。菊水堂公式サイト

「体に悪い」と言われる理由は油より食べ方で決まりやすい

ポテトチップスそのものが悪いというよりも、不規則な食べ方や過剰な摂取が健康リスクを高めてしまいます。

オイルの種類より総摂取量が結果に出やすい

「オリーブオイルは体に良い」という情報は正しいですが、それはあくまで適切な摂取量においてです。どんなに優れた油であっても、普段の食事にプラスして大量のポテトチップスを食べてしまえば、一日の総脂質量はオーバーしてしまいます。

健康を維持するために重要なのは、油の種類を変えることだけでなく、トータルでの摂取バランスを見直すことです。ポテトチップスを食べた日は、食事での油の使用を控えたり、蒸し料理を選んだりするなど、一日の単位で調整する意識を持ちましょう。

オリーブオイルの良さを活かすためにも、他の食事との兼ね合いを考えた賢い選択が、結果として「体に悪い」という評価を覆すことに繋がります。

揚げ菓子は血糖と満腹感がズレやすい

ジャガイモに含まれる炭水化物と、揚げることで加わった脂質の組み合わせは、血糖値を上げやすい一方で、脳が満腹を感じるまでに時間がかかるという特徴があります。その結果、お腹がいっぱいになる前に一袋を空けてしまうといったことが起こりやすくなります。

特に空腹時にポテトチップスをいきなり食べ始めると、血糖値の急上昇を招き、インスリンの過剰分泌に繋がります。これは脂肪を溜め込みやすくする原因の一つです。

満腹中枢を正しく働かせるためには、ゆっくりとよく噛んで食べることや、後述するように他の食材と組み合わせて満足度を上げることが、食べ過ぎを防ぐ有効な手段となります。

味が濃いとつい手が止まりにくい

ポテトチップスの美味しさの秘訣である「濃い味付け」は、食欲を増進させる働きがあります。塩分と油分、そしてジャガイモの旨みが合わさることで、脳の報酬系が刺激され、もっと食べたいという欲求が止まらなくなります。

オリーブオイルチップスの中には、出汁や調味料を使って味を複雑に構成しているものもあり、これらは特に依存性が高くなりがちです。

味が濃いと感じる場合は、あらかじめ食べる分だけを皿に取り分け、残りは目に入らない場所に片付けるといった物理的な工夫が、自身の意志力だけに頼らない賢い食べ方といえます。

夜食にすると重く感じやすい

食べる時間帯も、体への負担を左右する大きな要因です。夜遅い時間は消化活動が緩やかになるため、脂質の多いポテトチップスを夜食にすると、胃もたれや翌朝のむくみの原因になります。

また、夜間はエネルギーが消費されにくく、摂取したカロリーが脂肪として蓄積されやすい時間帯でもあります。オリーブオイルであっても、消化にかかる時間は他の油と大きく変わらないため、就寝前の摂取は控えるのが無難です。

おやつを楽しむなら、一日の活動量が多い昼食から午後の早い時間帯に設定することで、摂取したエネルギーを効率よく消費し、体への負担を軽減できます。

罪悪感を減らす食べ方にすると満足度が上がる

同じ量を食べるにしても、工夫次第で満足感は大きく変わります。健康を損なわないための実践的なテクニックを紹介します。

1回量を小皿に出すと食べ過ぎが減りやすい

袋から直接手を伸ばすと、自分がどれくらい食べたのかを視覚的に把握できなくなります。まずは、お気に入りの小皿に食べる分だけを盛り付けてみましょう。

皿に盛られた量を見てから食べることで、脳に「これだけ食べる」というサインが送られ、満足感を得やすくなります。また、皿に盛る際にポテトチップスの形や色を眺めることで、視覚的な楽しみも加わります。

おかわりをしたくなったとしても、一度席を立つ必要があるという「手間」がブレーキになり、無意識のうちに過食を防ぐ効果も期待できます。

たんぱく質と一緒に食べると落ち着きやすい

ポテトチップス単体では炭水化物と脂質に偏りますが、たんぱく質を含む食材と一緒に食べることで、栄養バランスが整い、血糖値の急上昇を抑えることができます。

例えば、無糖のヨーグルトをディップソース代わりにしたり、少量のナッツやチーズを添えたりするのがおすすめです。たんぱく質は腹持ちが良いため、ポテトチップスの量が少なくても、しっかりと満足感を得ることができます。

また、食物繊維を含むスティック野菜を先に食べてからチップスに移るのも、健康的なおやつの楽しみ方として非常に理にかなっています。

飲み物は無糖で合わせると味が整いやすい

甘いジュースや清涼飲料水と一緒にポテトチップスを食べるのは、糖分の過剰摂取に拍車をかけてしまいます。お供には、無糖の緑茶、紅茶、ハーブティー、または炭酸水を選びましょう。

特に温かいお茶は、油っぽくなった口の中をさっぱりとリセットしてくれるだけでなく、ゆっくり飲むことで食事のペースを落とし、食べ過ぎの防止に役立ちます。

オリーブオイルのフルーティーな香りをより深く味わうためにも、味覚を邪魔しないシンプルな飲み物を合わせることが、ポテトチップスを一つの「料理」として楽しむコツです。

週の中でおやつ枠を決めると続けやすい

毎日のように「今日は食べていいかな?」と悩むのは、意志力を消耗させる原因になります。カレンダーを見て、「水曜日と土曜日をおやつにする」といったスケジュールをあらかじめ決めておきましょう。

特別な日を設けることで、その日に向けての期待感が高まり、一回のポテトチップスがより一層美味しく、贅沢に感じられるようになります。

決めた日以外は果物やヨーグルトなど、より栄養価の高いものを選ぶというメリハリをつけることで、長期的には健康的な食習慣を維持しながら、大好きなポテトチップスを楽しみ続けることができます。

テイクアウトや外食と合わせるときの上手な付き合い方

テイクアウトのハンバーガーやサンドイッチには、ポテトチップスが添えられていることがよくあります。外食シーンでの賢い選択肢を見ていきましょう。

ハンバーガーの付け合わせは量を調整しやすい

ハンバーガーショップでサイドメニューとしてポテトチップス(またはフライドポテト)が選べる場合、メインのボリュームを考慮して量を調整することが大切です。

もしセットで付いてくる量が多いと感じたら、最初から友人や家族とシェアするか、残した分を持ち帰って別の日の楽しみに取っておくのも一つの手です。

オリーブオイルで揚げたこだわりのチップスを提供しているお店であれば、その風味を主役にするために、バーガーの中身を野菜メインのシンプルなものにカスタマイズすると、バランスが整いやすくなります。

サンドやホットドッグは野菜を足すとバランスが良い

テイクアウトのサンドイッチやホットドッグにチップスが添えられている場合は、どうしても野菜が不足しがちです。可能であれば、サイドメニューにミニサラダを追加したり、自宅にあるトマトやきゅうりを足したりして、食物繊維を補いましょう。

野菜を先に食べる「ベジファースト」の習慣を取り入れることで、チップスの脂質や炭水化物の吸収を穏やかにすることができます。

また、サンドイッチのパンを全粒粉に変更できるお店なら、よりビタミンやミネラルが豊富な組み合わせになり、ポテトチップスの背徳感を栄養面でフォローすることが可能です。

家飲みは味の濃いおつまみと重ねないのがコツ

家でお酒を飲む際にオリーブオイルのポテトチップスを用意するなら、他のおつまみとの組み合わせに気を配りましょう。揚げ物や濃い味付けの珍味を並べすぎると、塩分と脂質の摂取量が跳ね上がってしまいます。

ポテトチップスを主役にするなら、他にはピクルス、冷奴、枝豆といった、さっぱりとしたヘルシーな一品を並べるのが理想的です。

オリーブオイルの香りはワインやクラフトビールとも非常に相性が良いですが、アルコールは満腹中枢を麻痺させるため、あらかじめ食べる分だけをお皿に出して、飲み過ぎ・食べ過ぎを防ぐ工夫を忘れずに行いましょう。

開封後は湿気で味が落ちやすいので早めに食べ切る

オリーブオイルは酸化しにくい油ですが、一度開封して空気に触れると、やはり鮮度は落ちていきます。また、ポテトチップスの最大の魅力である「パリッ」とした食感は、湿気によって失われやすいものです。

「食べ過ぎを防ぐために少しずつ食べる」ことは素晴らしい習慣ですが、数日にわたって保管する場合は、袋の口をしっかりとクリップで留めるか、密閉容器に移して冷暗所で保存しましょう。

湿気てしまったチップスを無理に食べても満足度は低く、ただカロリーを摂取するだけになってしまいます。最高の状態で少量を楽しむことが、最も健康的で贅沢な付き合い方です。

オリーブオイルのポテトチップスを楽しむまとめ

オリーブオイルのポテトチップスは、油の質にこだわった素晴らしいおやつですが、「体に良いから」と無制限に食べて良いわけではありません。

  • 本質の理解: 油の種類が変わっても、高カロリー・高脂質であることは変わりません。
  • 賢い選択: 原材料がシンプルなものや、信頼できるメーカーの商品を選びましょう。
  • 食べ方の工夫: 小皿に取り分ける、たんぱく質や野菜を合わせる、時間を決める。
  • 楽しむ心: 嗜好品としての贅沢感を大切にし、心の栄養として活用する。

適切な量と楽しみ方を知っていれば、ポテトチップスは決して「体に悪い」だけの存在ではありません。健康と美味しさのバランスを上手にとって、日々の生活に彩りを添えてください。

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この記事を書いた人

食材の背景や栄養、行事と食事の関係、食べ方のマナーなど知れば知るほど、食はもっと楽しく、奥深く感じられるもの。このブログでは、料理の基本や豆知識、レシピに加えて、季節の食文化や健康の話題まで幅広く紹介しています。毎日のごはんが、ちょっと特別に感じられるような“知る楽しさ”をお届けしています。

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