おでんを圧力鍋で作る時に入れてはいけないものは?失敗しない鍋選びと注意点

おでんを圧力鍋で作ると、短時間で具材が柔らかくなり味がしっかり染み込みます。しかし、おでんの圧力鍋調理には、実は入れてはいけないものや注意すべきルールが存在します。安全に美味しく仕上げるためには、ご家庭に最適な一台を選ぶことが重要です。今回は失敗しないための選び方と、今おすすめのモデルを厳選してご紹介します。

目次

おでん圧力鍋で入れてはいけないものを意識した選び方

家族の人数に合う容量で選ぶ

圧力鍋を選ぶ際、最も重要なのが「容量」です。おでんは大根や卵、練り物など、一つ一つの具材が大きく、どうしてもかさばりやすい料理です。一般的な鍋と異なり、圧力鍋には「調理上限線」というものが決められています。

この線を超えて具材や汁を入れてしまうと、蒸気の出口が塞がり、非常に危険な状態になることがあります。そのため、普段の料理よりも少し余裕を持ったサイズ選びが安心です。

目安としては、1人から2人暮らしなら3.0L程度、3人以上の家族であれば5.0L以上のモデルを検討しましょう。特におでんを翌日の分までまとめて作りたい場合は、ワンサイズ大きめを選ぶのがスマートです。

大きな鍋であれば、おでん以外の煮込み料理やカレー作りでも活躍します。ご自身のライフスタイルに合わせて、無理のないサイズを選んでください。

圧力切り替え機能を重視する

圧力鍋には、圧力を一定に保つものと、高圧・低圧を切り替えられるものがあります。おでん作りにおいては、この切り替え機能が非常に重宝します。

例えば、味を染み込ませたい大根や厚揚げには「高圧」を使い、煮崩れしやすい魚介類やデリケートな具材には「低圧」を使うといった使い分けができるからです。

また、圧力鍋調理で「入れてはいけないもの」として代表的な練り物は、加圧しすぎると膨らみすぎて食感が損なわれます。切り替え機能があれば、具材に合わせて最適な加圧時間を調整しやすくなります。

最近のモデルでは、ダイヤル一つで簡単に圧力を調整できるタイプも増えています。操作がシンプルなものを選ぶと、毎日の料理でもストレスなく活用できるでしょう。

お手入れが簡単なモデルを選ぶ

おでんを作った後の圧力鍋は、具材の旨味が溶け出した汁や、わずかな油分が付着しています。長く清潔に使い続けるためには、パーツの分解がしやすく、お手入れが簡単なものを選びましょう。

特に蓋の裏側にあるパッキンや、蒸気が抜けるノズル部分は、汚れが溜まりやすいポイントです。ここが汚れていると、次回の調理時に圧力が正しくかからなかったり、不衛生になったりします。

パッキンがワンタッチで外せるものや、蓋を丸ごと洗える設計のモデルがおすすめです。また、鍋本体の素材がステンレス製であれば、焦げ付きにくく汚れも落としやすいというメリットがあります。

電気圧力鍋の場合は、内蓋が取り外せるかどうかを確認してください。毎日使う道具だからこそ、片付けのしやすさは選定基準の優先順位を高くすべきポイントです。

安全基準を満たす製品を確認

圧力鍋は非常に便利な道具ですが、内部に高い圧力をかけるため、安全性が何よりも優先されます。購入時には、必ず日本の安全基準を満たしている証である「PSCマーク」や「SGマーク」が付いているかを確認しましょう。

これらのマークは、国が定めた厳しい基準をクリアしていることを示しており、安心して使用できる目安となります。特に格安の海外製品などでは、これらの基準を満たしていない場合があるため注意が必要です。

また、ロック機構がしっかりしているかどうかも重要です。蓋が完全に閉まっていないと加圧されない仕組みや、圧力が下がらない限り蓋が開かない仕組みがあるものを選んでください。

信頼できるメーカーの製品は、多重の安全装置を備えていることが一般的です。おでんを安全に、楽しく作るためにも、機能面だけでなく安全面での信頼性を第一に考えましょう。

おでん作りにぴったりな圧力鍋のおすすめ6選

【ティファール】クリプソ ミニット デュオ 5.2L

圧力鍋と普通のなべの機能をセレクター一つで切り替えられる便利な2in1モデルです。おでんの具材を煮込んだ後に、普通の鍋モードで練り物を温め直すといった使い方がスムーズにできます。

商品名クリプソ ミニット デュオ 5.2L
価格帯15,000円〜20,000円
特徴圧力鍋となべが1つに。切替セレクターが便利。
公式サイト公式サイトはこちら

アイリスオーヤマ 電気圧力鍋 4.0L|大容量モデル

ボタンを押すだけで自動調理ができる電気圧力鍋です。4.0Lの大容量なので、おでんのようなかさばる料理も一度にたくさん作ることができます。火加減の心配が不要なのが最大の魅力です。

商品名電気圧力鍋 4.0L PMPC-MA4
価格帯15,000円〜18,000円
特徴80種類の自動メニュー搭載。大容量で家族向き。
公式サイト公式サイトはこちら

パール金属 圧力鍋 5.5L|IH対応の軽量ステンレス製

軽くて扱いやすいステンレス製の圧力鍋です。5.5Lと大容量ながら、比較的リーズナブルな価格で購入できるため、コスパを重視する方に最適です。高圧・低圧の2段階切り替えも可能です。

商品名軽量単層圧力鍋 5.5L
価格帯5,000円〜8,000円
特徴大容量で軽量。コスパ抜群のロングセラー。
公式サイト公式サイトはこちら

パナソニック 電気圧力鍋(コンパクトで高機能な1台)

精密な圧力制御が可能なパナソニックの最新モデルです。おでんの大根も短時間で芯まで味が染み込みます。コンパクトな設計ながら、十分な調理容量を確保しており、キッチンの場所を取りません。

商品名電気圧力鍋 NF-PC400
価格帯25,000円〜30,000円
特徴高圧から低温調理まで幅広く対応。信頼の日本ブランド。
公式サイト公式サイトはこちら

ショップジャパン クッキングプロ V2|自動調理が便利

「1台9役」をこなす多機能な電気圧力鍋です。おでんの具材をセットしてスイッチを入れるだけで、プロのような煮込み具合が再現できます。蒸気が出にくい設計なので、置き場所を選ばないのもポイントです。

商品名クッキングプロ V2
価格帯14,000円〜17,000円
特徴直感的な操作パネル。多彩な調理モードを搭載。
公式サイト公式サイトはこちら

【ワンダーシェフ】魔法のクイック料理|時短が叶う高圧力

日本最高クラスの圧力(140kPa)を誇る圧力鍋です。一般的な圧力鍋よりもさらに高温で調理できるため、おでんの牛すじなども驚くほど短時間でトロトロに仕上がります。時短を極めたい方におすすめです。

商品名魔法のクイック料理 ZQSA55
価格帯12,000円〜15,000円
特徴超高圧で調理時間を大幅短縮。国内メーカーの安心感。
公式サイト公式サイトはこちら

理想の圧力鍋を比較する際の具体的なポイント

加圧方式と操作性の違い

圧力鍋には大きく分けて、ガス火やIHで使用する「おもり式」と、電気を使用する「マイコン・IH式(電気圧力鍋)」があります。おもり式は、蒸気が出るときの音で加圧がわかるため、直感的に扱えるのが特徴です。

一方、電気圧力鍋は火加減を自動で調節してくれるため、キッチンから離れていても安心です。操作パネルもボタン式やタッチパネル式などがあり、使い勝手が大きく異なります。

自分が料理をするときに「付きっきりで調整したい」のか「お任せしたい」のかによって選ぶべきタイプが変わります。最近では電気圧力鍋の性能が飛躍的に向上しており、初心者の方にはこちらが好まれる傾向にあります。

どちらの方式もメリット・デメリットがあるため、ご自身の調理スタイルを振り返って検討してみてください。

収納スペースと本体サイズ

圧力鍋は一般的な鍋よりも蓋が重く、厚みがあるため、収納スペースを考慮する必要があります。特に5.0Lを超える大型のモデルは、シンク下の引き出しや棚に入るかどうか、事前に寸法を確認しておくことが大切です。

また、電気圧力鍋の場合は電源コードの長さや、使用時の蒸気の逃げ道も考慮しなければなりません。キッチンのカウンターに常設するのか、使う時だけ出すのかによっても選ぶべきデザインが変わります。

最近は、取っ手が取れるタイプや、取っ手が短く設計されていて収納しやすいモデルも登場しています。本体の重さも意外と重要で、あまりに重いと出し入れが億劫になってしまうため、片手で持てる程度の重さを目安にすると良いでしょう。

毎日使うものだからこそ、キッチンに馴染むサイズ感と出し入れのしやすさを妥協せずに選びたいものです。

付属レシピの内容を比較する

圧力鍋は通常の調理とは時間設定が異なるため、最初は付属のレシピ本を参考にすることが多いです。そのため、同梱されているレシピの内容が充実しているか、作りたい料理が載っているかも比較ポイントになります。

特におでんのように、具材ごとの加圧時間が細かく分かれている料理については、詳細なガイドがあると失敗が少なくなります。メーカーによっては、ウェブサイトやアプリで追加レシピを公開している場合もあります。

「和食中心」「洋食中心」など、レシピ本にも各メーカーの特色が出ます。例えば、健康志向の方なら無水調理のレシピが多いもの、時短重視なら10分以内のレシピが豊富なものを選ぶと活用度が広がります。

レシピ本が読みやすく、写真が豊富なものを選ぶと、新しい料理に挑戦するモチベーションも上がります。

消耗品の買いやすさを確認

圧力鍋を長く愛用するために意外と見落としがちなのが、パッキンなどの消耗品の入手性です。圧力鍋のパッキンは、1年〜2年程度で劣化し、圧力がかかりにくくなることがあります。

この時、替えのパッキンがAmazonや家電量販店ですぐに手に入るメーカーであれば、ストレスなく使い続けられます。一方で、海外のマイナーなメーカーや生産終了が早いモデルだと、パーツが手に入らず鍋ごと買い替える羽目になることもあります。

ティファールやパナソニック、アイリスオーヤマなどの大手メーカーであれば、消耗品の供給体制が整っているため安心です。長く使える道具だからこそ、アフターサービスやパーツ販売の充実度もチェックしておきましょう。

事前にメーカーの公式サイトで、パーツ販売のページがあるか確認しておくだけでも、購入後の安心感が大きく変わります。

おでんの圧力鍋調理での注意点と活用のコツ

練り物やとろみ食材に注意

圧力鍋でおでんを作る際、最も注意しなければならないのが「入れてはいけないもの」の存在です。特にちくわやはんぺん、さつま揚げなどの練り物は、加圧中に大きく膨らみます。

これらが蒸気の出口を塞いでしまうと、非常に危険です。練り物だけでなく、カレーのルーやとろみのあるスープも同様の理由で加圧調理には向いていません。

おでんを作る場合は、まず大根や卵、すじ肉などの「時間がかかる具材」だけを先に加圧し、圧力が下がってから蓋を開け、最後に練り物を加えて軽く煮込むのが鉄則です。

このひと手間を加えるだけで、練り物がスカスカにならず、プリッとした食感を保ったまま美味しいおでんが完成します。

ノズル詰まりを防ぐ清掃方法

圧力鍋の事故原因で多いのが、蒸気ノズルの詰まりです。特におでんは汁気が多く、具材から出たアクやカスが蒸気と一緒にノズルに飛び散ることがあります。

使用後は、ノズルの中に詰まりがないか、必ず明るい場所で透かして確認するようにしましょう。多くの圧力鍋には専用の掃除ピンが付属していますので、それを使って定期的にお手入れするのがコツです。

また、重曹などを使ってこまめに油汚れを落としておくと、蒸気の通りが常にスムーズになります。ノズルが詰まった状態で無理に使うと、安全弁が作動して中身が噴き出す恐れもあります。

「使う前と使った後にノズルを確認する」という習慣をつけることが、圧力鍋マスターへの第一歩です。

具材の入れすぎによる事故防止

「たくさん食べたいから」といって、鍋いっぱいに具材を詰め込むのは厳禁です。前述の通り、圧力鍋には「これ以上入れてはいけない」という上限線が必ず刻まれています。

特におでんは水分を吸って膨らむ具材が多いため、上限線の3分の2、豆類や麺類、膨らむ具材の場合は2分の1以下に抑えるのが基本です。このルールを無視すると、蒸気が正しく抜けず、爆発のような事故に繋がるリスクがあります。

もし大量に作りたい場合は、二回に分けて加圧するか、より大きなサイズの鍋を導入することを検討してください。安全な容量を守ることは、料理の質を上げることにも繋がります。

余裕を持って煮込むことで、対流が生まれ、具材に均一に熱が通るようになります。安全第一で、美味しいおでん作りを楽しみましょう。

パッキンの交換時期を確認

「最近、圧力がかかるまで時間がかかるようになった」「蓋の隙間から蒸気が漏れている気がする」と感じたら、それはパッキンの寿命かもしれません。

パッキンはゴム製品ですので、熱や圧力によって徐々に硬くなり、密閉力が落ちていきます。そのまま使い続けると、調理時間が長くなるだけでなく、十分な圧力がかからず料理が美味しく仕上がりません。

一般的には1年〜2年が交換の目安とされていますが、使用頻度が高い場合は早めの交換が必要です。常に予備のパッキンを一つストックしておくと、いざという時に困りません。

新しいパッキンに交換するだけで、まるで新品のような使い心地が復活します。愛着のある鍋を長く使うために、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

自分にぴったりの圧力鍋で冬のおでんを楽しもう

圧力鍋は、おでんを格段に美味しく、そして手軽にしてくれる魔法のような調理器具です。しかし、その便利さを最大限に引き出すためには、今回ご紹介した「入れてはいけないもの」への注意や、ご家庭の人数・スタイルに合った機種選びが欠かせません。

ガス火でパワフルに調理したい方には、ティファールやワンダーシェフのような高圧力モデルが、手軽さを重視する方にはアイリスオーヤマやパナソニックの電気圧力鍋が非常におすすめです。どのモデルも、現代のキッチン事情に合わせた高い安全性と機能性を備えています。

特におでん作りにおいては、下茹でから仕上げまでをスムーズに行えるモデルを選ぶことで、驚くほど本格的な味がご家庭で再現できるようになります。ホロホロの大根、味が染みた卵、トロトロの牛すじ。圧力鍋があれば、これまで何時間もかかっていた煮込み時間がわずか数十分に短縮されます。

この冬は、信頼できる相棒(圧力鍋)をキッチンに迎えて、家族が喜ぶ熱々のおでんを囲んでみてはいかがでしょうか。適切なメンテナンスを行い、安全ルールを守って使えば、圧力鍋は何年、何十年とあなたの料理を支えてくれるはずです。この記事が、あなたにとって最高の1台を見つける助けになれば幸いです。

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この記事を書いた人

食材の背景や栄養、行事と食事の関係、食べ方のマナーなど知れば知るほど、食はもっと楽しく、奥深く感じられるもの。このブログでは、料理の基本や豆知識、レシピに加えて、季節の食文化や健康の話題まで幅広く紹介しています。毎日のごはんが、ちょっと特別に感じられるような“知る楽しさ”をお届けしています。

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