サラダスピナーはいらない?買わなくていい理由と代用する水切りのコツ

サラダの美味しさを左右する「水切り」ですが、そのための専用道具であるサラダスピナーを買うべきか迷う方は多いです。場所を取るイメージやお手入れの手間を考えると、本当に必要か慎重になります。今回はサラダスピナーの必要性と、代用テクニックについて詳しく解説します。

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サラダスピナーはいらない?買わなくても困らない人が多い理由

サラダスピナーはあれば便利ですが、キッチンの広さや自炊の頻度によっては「なくても全く困らない」という結論になることもあります。代用品や工夫次第で、道具を増やさずにシャキッとしたサラダを作ることは十分に可能です。

キッチンペーパーで十分なケース

一人暮らしや、一度に作るサラダの量が少ない場合、キッチンペーパーがあれば水切りは事足ります。洗った葉野菜をキッチンペーパーの上に広げ、上から軽く押さえるだけで、表面の水分はしっかり吸収できます。厚手のペーパーを使えば破れにくく、そのまま野菜を包んで冷蔵庫に入れておくこともできるので、非常に効率的です。

また、キッチンペーパーなら使い終わった後は捨てるだけなので、サラダスピナーのように「洗って乾かす」という手間が発生しません。収納スペースを圧迫することもないため、ミニマリスト志向の方や、調理器具を増やしたくない方にとっては、ペーパーでの水切りが最もスマートな選択と言えます。

ザル+ボウルで代用できるケース

どこの家庭にもあるザルとボウルを組み合わせることで、簡易的な水切りを行うことができます。ザルに入れた野菜の上にボウルを逆さにして被せ、上下にしっかりと振るだけで、遠心力に近い力を利用して水を飛ばせます。

この方法は、一度に大量の野菜を処理したいときにも役立ちます。専用の道具を買わなくても、今ある調理器具の使い道を工夫するだけで十分な効果が得られるため、サラダスピナーを「いらない」と感じる人が多い大きな理由の一つとなっています。

水切りに時間をかけない作り方がある

そもそも、完璧な水切りを必要としないサラダの作り方もあります。例えば、ドレッシングを直前にかけるのではなく、ボウルの中で少量の塩やオイルと和えてしまう「和えサラダ」スタイルなら、多少の水分は馴染んで気にならなくなります。

また、レタスなどの葉野菜だけでなく、トマトやキュウリ、アボカドといった水切りの必要がない具材をメインにする場合も、サラダスピナーの出番は少なくなります。メニューの構成次第では、水切りという工程自体を簡略化できるため、専用器具の必要性が低くなります。

ただし「あると楽」な場面もある

もちろん、サラダスピナーがあることで調理が格段にスムーズになる場面もあります。特に、キャベツの千切りやサニーレタスのように、表面積が広く水が溜まりやすい野菜を大量に使うときは、ボタン一つやハンドルを回すだけで一瞬にして水が切れる快感は代えがたいものです。

おもてなしの席で完璧なドレッシングのノリを追求したいときや、下ごしらえの時間を1秒でも短縮したい忙しい夕食時には、その真価を発揮します。「なくても困らないけれど、あると料理の質が上がる」という絶妙な立ち位置の道具と言えるでしょう。

買うならこのタイプが使いやすい!おすすめサラダスピナー

もし購入を検討されるなら、自分のライフスタイルに合ったタイプを選ぶことが大切です。最近では機能性だけでなく、収納性やお手入れのしやすさにこだわったモデルが人気を集めています。

タイプおすすめ商品特徴公式サイト
定番・回転式OXO クリアサラダスピナー片手で押すだけで回転。ブレーキ機能が便利。OXO公式
コンパクトトップラボ 折りたたみスピナー使わない時は平らにつぶして収納可能。トップラボ公式
多機能Joseph Joseph マルチプレップスライサー機能付き。4つのアタッチメントが付属。Joseph Joseph公式

定番の回転式:OXO・パール金属・山善

世界中で愛されているOXO(オクソー)のサラダスピナーは、片手でノブを押すだけで高速回転する独自の構造が魅力です。蓋がフラットになるため、冷蔵庫内でも場所を取りません。パール金属や山善のモデルは、ハンドルを回すタイプが多く、リーズナブルながらもしっかりとした水切り性能を持っています。

コンパクト派:トップラボ折りたたみ・小型タイプ・省スペース設計

キッチンの収納が限られている方には、折りたたみ式のサラダスピナーがおすすめです。シリコン素材を組み合わせることで、使用後は高さが半分以下になるモデルもあり、ボウルと同じ感覚で収納できます。また、一人分に最適な直径15cm程度の小型タイプなら、食卓にそのまま出せるデザインのものも増えています。

多機能派:Joseph Joseph・下ごしらえ兼用モデル・収納一体型

Joseph Joseph(ジョセフジョセフ)などの多機能モデルは、水切りだけでなくスライサーや千切り器がセットになっているものがあります。一つの器具で下ごしらえがすべて完結するため、道具を個別に持つよりも結果的に省スペースになる場合があります。

丸洗いしやすい:分解簡単・パーツ少なめ・食洗機対応

サラダスピナーの最大の懸念点である「衛生面」をクリアしたモデルも注目されています。蓋の裏側が簡単に取り外せるものや、パーツが少なくカビが生えにくい設計のものは、日々のお手入れが苦になりません。食洗機に対応しているモデルを選べば、油分を含んだドレッシングが付着してもスッキリ洗い流せます。

サラダスピナーがなくても水切りを上手にするコツ

専用の道具を使わなくても、少しの工夫で野菜の水分を劇的に落とすことができます。プロの料理人も実践している、日常的に使えるテクニックをご紹介します。

葉物は「ちぎって洗う」と水が切れやすい

レタスなどの葉野菜は、大きな葉のまま洗うよりも、使う大きさにちぎってから洗う方が水切れが良くなります。ちぎった断面からも水分が逃げやすくなり、ザルに上げたときの重なりが減るため、空気の通り道ができて自然に水が落ちやすくなるからです。

また、洗う際に氷水に数分さらすと、野菜の細胞が締まってシャキッとします。この状態でザルに上げると、表面の水分が離れやすくなるため、より効率的に水切りを行うことができます。

水切り前にしっかり水を落とす

ザルに上げてすぐに振り始めるのではなく、まずはザルを傾けて数分放置し、重力で落ちる水分をしっかり切っておきましょう。これだけで全体の水分の半分近くは落とせます。

最初にある程度水が切れていれば、その後のキッチンペーパーやタオルでの拭き取り作業が格段に楽になります。焦ってすぐに次の工程に進まないことが、結果として最も効率的な水切りに繋がります。

タオルで包んで振ると早い

一気に大量の野菜を乾かしたいときに有効なのが、清潔な布タオルを使う方法です。タオルを広げて野菜を中央に置き、四隅をまとめて袋状にします。そのまま屋外やシンクの中で大きく振り回すと、遠心力によって水分がタオルに吸い取られます。

この方法はサラダスピナーに匹敵する、あるいはそれ以上の水切り能力があります。ただし、タオルの洗濯が必要になる点や、周りに水が飛び散らないよう注意する必要があるため、環境が許す場合に試してみてください。

仕上げに冷蔵庫で少し乾かす

水切りをした後、さらに完璧を期すなら、野菜をラップをせずに冷蔵庫で10分ほど冷やしてみてください。冷蔵庫内は乾燥しているため、表面に残った微細な水分が蒸発し、野菜の表面が驚くほどサラサラになります。

このひと手間を加えるだけで、ドレッシングの絡みが格段に良くなり、レストランで食べるような本格的なサラダに仕上がります。食事の直前にこの工程を組み込むのがおすすめです。

それでも必要になるのはどんな人?向いている使い方

これまでの内容を踏まえ、やはりサラダスピナーを購入したほうが生活の質が上がる人の特徴を整理しました。これに当てはまるなら、買って後悔することは少ないでしょう。

毎日サラダを作る家庭には相性がいい

健康のために毎食、あるいは毎日必ずサラダを食べる習慣がある家庭では、サラダスピナーは「神アイテム」になります。毎日キッチンペーパーを何枚も消費したり、手動でザルを振ったりする労力を考えれば、スピナーに投資する価値は十分にあります。

一日に何度も使う道具であれば、それはキッチンの「一等賞」の道具です。毎日のルーティンを少しでも楽に楽しくしてくれる投資として、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。

お弁当の葉物をシャキッとさせたい人

お弁当にレタスなどの仕切りを入れる場合、水分が残っているとおかずが傷む原因になります。サラダスピナーで極限まで水分を飛ばした野菜は、時間が経ってもベチャつきにくく、お弁当の衛生状態を保つのに役立ちます。

彩りとしてだけでなく、食材を長持ちさせるための「衛生器具」としてサラダスピナーを活用している人も多いです。お弁当作りが日課の方にとっては、安心感を買うという意味でも大きなメリットがあります。

ドレッシングが水っぽくなるのが嫌な人

「高級なドレッシングを買ったのに、味が薄まってしまう」と不満を感じている方には、サラダスピナーが解決策になります。水切りが不十分な野菜にドレッシングをかけると、底に水が溜まり、最後の方は味がしなくなってしまいます。

サラダの味を妥協したくない、こだわりの調味料を最大限に活かしたいというグルメな方にとって、水分を完璧に除去できるスピナーは欠かせない存在です。

作り置きのサラダを長持ちさせたい人

休日に野菜をまとめて洗ってストックしておく場合、水分が残っていると腐敗が早まります。スピナーでしっかり水を切った後に、密閉容器に入れて冷蔵庫へ入れれば、3〜4日はシャキシャキした状態をキープできます。

平日の調理時間を短縮したい「作り置き派」の方にとって、野菜の鮮度を数日間維持してくれるサラダスピナーは、時短と節約の両面で貢献してくれる心強い味方になります。

後悔しないための選び方と上手な保管方法

「買ったけれど使わなくなった」という事態を防ぐために、購入前にチェックすべきポイントと、長く清潔に使うための管理術をお伝えします。

置き場所に合うサイズを決める

サラダスピナー選びで最も多い失敗は「大きすぎて収納できない」ことです。まずは収納予定の場所の高さを測りましょう。大は小を兼ねると思いがちですが、一人暮らしや二人暮らしなら、小さめサイズの方が扱いやすく、洗う際の手間も少なくなります。

最近では、ボウル部分がガラスやステンレスになっていて、そのままサラダボウルとして食卓に出せるタイプもあります。これなら「収納場所」という問題を「食器」として解決できるのでおすすめです。

回転の軽さとブレにくさを確認する

実際に手に取れる場合は、回転させた時の安定感をチェックしてください。回転が重すぎたり、回している最中に本体がガタガタと動いてしまったりするものは、使うのが億劫になります。底に滑り止めがついているか、重心が安定しているかを確認することが、長く愛用するための秘訣です。

洗いやすさは「分解できるか」で決まる

サラダスピナーの蓋の内部は、意外と汚れが溜まりやすい場所です。特に、回転を伝えるギアの部分が密閉されているか、あるいは分解して洗える構造になっているかを確認してください。

水分を扱う道具だからこそ、カビの発生は避けたいものです。シンプルな構造のものほど、洗うのが楽で清潔に保ちやすいため、あまり多機能すぎないものを選ぶのも一つの知恵です。

乾かしやすい形ならカビ臭さを防げる

使用後、濡れたまま放置すると独特のカビ臭さが発生してしまいます。パーツをバラバラにした状態で、風通しの良い場所に干せるかどうかが重要です。食洗機乾燥ができる素材のものを選ぶと、衛生面での不安は一気に解消されます。

サラダスピナーは「いらない人」と「あると快適な人」がはっきり分かれる

サラダスピナーは、単なる水切り以上の価値をキッチンにもたらすこともあれば、単なる「場所を取るボウル」になってしまうこともあります。

  • いらない人: 自炊頻度が低い、収納が極端に狭い、代用テクニックで満足している。
  • あると快適な人: サラダが大好き、作り置きをしたい、調理時間を短縮したい。

まずは今回ご紹介した代用テクニックを試してみてください。それでも「もっと楽にしたい!」と感じたときこそ、あなたがサラダスピナーを手に入れる絶好のタイミングです。自分のキッチンスタイルに合った選択をして、毎日のみずみずしい野菜を楽しんでくださいね。“`

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この記事を書いた人

食材の背景や栄養、行事と食事の関係、食べ方のマナーなど知れば知るほど、食はもっと楽しく、奥深く感じられるもの。このブログでは、料理の基本や豆知識、レシピに加えて、季節の食文化や健康の話題まで幅広く紹介しています。毎日のごはんが、ちょっと特別に感じられるような“知る楽しさ”をお届けしています。

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